こんにちは、こつこつトレーダーです。
※私のプロフィールはこちら
FX初心者の方やFXを始めて間もない方の中には、
といった悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、こうした方向けに、私が実践したFXで安定して稼ぐために絶対必要な3ステップについて説明したいと思います。
私のトレードスタイルは、1時間足をトレード足としたデイトレードorスイングトレードです。
スキャルピングを行いたい方には不向きの内容ですので、ご注意ください。
<Step1>FXの基礎知識を勉強し、3つの法則・理論の本質を理解する
FXをこれから始めたい方は、当然ですが、FXの基礎知識を一通り勉強する必要があります。
ローソク足、始値・終値、高値・安値、トレンド、水平線(トレンドライン)、移動平均線、ダウ理論、グランビルの法則、エリオット波動、多種多様なインジケーターやオシレーター、チャートパターンなど、FXを始める上で知っておくべきことは数多くあります。
これらについては、私が解説するよりも、書店で販売されている参考書の方が体系的に解説しているので、そうした参考書で勉強してください。
おすすめの参考書はいくつかありますが、FXの基礎知識を解説している参考書の内容に大きな差は無いので、値段が安いもの、表紙が気にいったものなど何でも良いです。
ただし、こちらで解説している勝率の高いエントリーポイントを理解するためには、「ダウ理論、グランビルの法則、エリオット波動、移動平均線」について深く理解する必要がありますので、少なくともそれらを解説している参考書を選んでください。
ちなみに、参考書では、多くのFXの基礎知識を広く浅く解説していますが、結局のところ、何が重要なのかわかりません。FXの知識を多く知っていてもあまり意味が無く、参考書に載っている情報からFXのトレードには何が重要なのかを厳選していく必要があります。
したがって、以下では、私がFXで最も重要だと考える「ダウ理論、グランビルの法則、エリオット波動、移動平均線」について、FXのトレードへの応用方法を解説していきます。
ダウ理論について
初めに、私がFXで最も重要だと考える「ダウ理論」について。
ダウ理論の一般的な解説は多くの参考書に載っているので、詳細は省略しますが、ダウ理論とは以下6つの法則のことです。
【ダウ理論の6つの法則】
・価格は全ての事象を織り込む
・価格には3つのトレンドがある
・トレンドには3つの段階がある
・平均値はお互いに確認されないとならない
・トレンドは出来高でも確認されないとならない
・トレンドは明確な転換シグナルが出るまでは継続する
ダウ理論の重要なポイント
これらのダウ理論の6つの法則の中でFXのトレードにおいて重要なポイントは「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」です。
「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」とは、文字どおり、高値および安値の切り上げ・切り下げというトレンドの定義が崩れるまでトレンドが継続する、ということを意味しています。
この“トレンドの定義が崩れるまでトレンドが継続する“というのが重要なポイントで、ダウ理論から導かれる”トレンドの定義が崩れる“とは、具体的にどういうポイントなのか、深く理解しておく必要があります。
3種類のトレンド転換シグナル
ダウ理論から導かれる“トレンドの定義が崩れる=トレンド転換”のシグナルは3種類あります。
(ここでは上昇トレンドから下降トレンドに転換する際の“トレンド転換シグナル”について説明します。下降トレンドから上昇トレンドはこの逆です。)
まず、一つ目は「押し安値を抜けたことでトレンド転換とする考え方」です。
次に、二つ目は「高値切り下げ・安値更新することでトレンド転換とする考え方」です。
ただし、押し安値を下抜ける必要はありません。
最後に、三つ目は「押し安値を下抜けて、かつ、高値切り下げ・安値更新することでトレンド転換とする考え方」です。
これらがダウ理論から導かれる”3種類のトレンド転換シグナル”です。
私が得意とする勝率の高いエントリーポイントは4時間足のトレンド転換ポイントを探すところから始まるので、この考え方を理解することは必須です。
グランビルの法則について
次に、私がFXで最も重要だと考える「グランビルの法則」について。
グランビルの法則とは、J・E・グランビル氏が考案した、移動平均線の傾きや移動平均線と価格の乖離から、8パターンの売買サインがあるという法則です。
グランビルの法則の重要なポイント
グランビルの法則でFXのトレードにおける重要なポイントは、グランビルの法則が示すレートと移動平均線の2つの性質です。
- レートが移動平均線に接近すると、レートは移動平均線から離れていこうとする
- レートが移動平均線と離れると、レートは移動平均線まで近づいていく
私が得意とする勝率の高いエントリーポイントは、このレートと移動平均線の性質を利用したものでなので、この性質を理解することは必須です。
エリオット波動について
次に、私がFXで最も重要だと考える「エリオット波動」について。
エリオット波動とは、ラルフ・ネルソン・エリオット氏が提唱した「相場の値動きには5つの上昇波と3つの下降波という周期的なパターンがある」というチャート理論です。
エリオット波動の重要なポイント
エリオット波動でFXのトレードにおける重要なポイントは、この二つです。
- 第3波が一番長い
- 上昇第5波(下降第3波)以降はトレンド転換の可能性が大きい
私が得意とするエントリーポイントは、エリオット波動の考え方で見たときに、4時間足の第3波になっています。
エントリーしようとする波が、各時間足でエリオット波動の何波目かを見定める必要があります。
ちなみに、トレンドの勢いが強い場合には、トレンド方向に第6波以降の波が現れる場合がありますが、トレンド転換となる可能性が高まりますので、なるべくエントリーは控えたいところです。
移動平均線について
最後に、私がFXで最も重要だと考える「移動平均線」について。
移動平均線とは、一定期間における価格の平均値をチャート上に表したグラフのことです。
また、移動平均線にはいくつか種類があり、単純移動平均線(SMA)、加重移動平均線(WMA)、指数平滑移動平均線(EMA)などがあります。
特に深い意味はありませんが、私は単純移動平均線(以下、MA)を使っています。移動平均線で重要なポイントは、この2つです。
- 移動平均線が上(下)向きで、レートが移動平均線の上(下)にある場合は買い(売り)勢力が強い、
- 移動平均線が上(下)向きから水平or下(上)向きになろうとしている時は、トレンド転換の兆し
ちなみに、私は各時間足のチャート画面に2~4本の単純移動平均線を表示させています。
参考までに、私が各時間足に表示させているMAの種類を記載しておきます。
1時間足
青線=20MA
赤線=80MA(20×4=80、4時間足での20MA相当)
オレンジ線=480SMA(20×4×6=480、日足での20MA相当)
4時間足
青線=20MA
緑線=80
赤線=120MA(20×6=120、日足での20MA相当)
オレンジ線=600MA(20×6×5=600、週足での20MA相当)
日足
青線=20MA
赤線=100MA(20×5=100,週足での20MA相当)
<Step2>マスターしたいエントリーポイントを一つ決める
FXの基礎知識の勉強が終われば、次に、マスターしたいエントリーポイントを一つ決めます。
FXで利益を出せない方ほど、自分なりに相場を分析し、色々なエントリポイントでトレードしていると思いますが、その相場の分析は本当に正しいですか?
FXで利益を出せていないのであれば、その相場の分析は間違っているということです。
FXの世界で、自分の相場の分析が正しいか否かを確認する方法は限られており、例えば、すでに利益を出しているFXトレーダーに添削をお願いする方法などがありますが、そうした添削をしてくれる信頼できるFXトレーダーを見つけることはかなり難しいです。
したがって、FX初心者の方は、自分なりに相場を分析してトレードするのではなく、エントリーポイントを一つに絞って、そのエントリーポイントが現れた時だけトレードする方が、無駄なエントリーを無くすことができ、安定して利益を出すことができます。
当然エントリー回数は少なくなりますが、ここぞという時だけトレードする方が勝率が上がり、FXの勝ち組トレーダーになる最大の秘訣です。
FXの世界は、一つのエントリーポイントを極めることができれば、ロット数を上げるだけで、青天井で利益を出すことができるので、FX初心者の方は、エントリーポイントをひとつに絞ることをおすすめします。
マスターしたいエントリーポイントは、誰かの真似をする、or過去チャートを分析することなどで見つけていく方法が考えられますが、過去チャートから見つけるにはかなりの労力と時間が必要です。
マスターしたいエントリーポイントが見つからない方は、下記で解説していますので、ぜひ、ご覧ください。
<Step3>Step2のポイントでミスなくトレードできるように練習する
FXの基礎知識が身に付き、マスターしたいエントリーポイントが決まれば、そのマスターしたいエントリーポイントでミスなくトレードできるよう、トレード練習してください。
知識を理解したことと、得た知識を実践で使えることは、全く違います。
トレード練習の方法として、デモトレードや少額のリアルトレードで行う方法がありますが、私がおすすめするのは「FXの練習ソフト」によるトレード練習です。
「FXの練習ソフト」によるトレード練習をおすすめする理由は、短期間で圧倒的な練習量をこなせるからです。
デモトレードや少額のリアルトレードでトレード練習を行う場合、マスターしたいエントリーポイントが現れるまでずっと待つ必要があり、そのエントリーポイントが現れたとしても、結果がわかるまでずっと待つ必要があります。
また、一番問題なのが、デモトレードや少額のリアルトレードでは、土日にトレード練習できないことです。
私がマスターしたいエントリーポイントをミスなくトレードできるようになるまでに、10年分以上のトレード練習をしています。
FXのトレードは、エントリーして終わりではなく、どこで損切りするか、どこで利益を確定するかを先の見えないチャートから見定める必要があり、それらを完璧に行うには、10回や20回の練習では足りません。
FXの練習ソフトであれば、早送り機能があるので、マスターしたいエントリーポイントが現れるまでの時間をスキップすることができます。また、エントリー後に結果がわかるまでの時間もスキップすることができ、短期間で多くのトレード練習ができます。
当然、土日にもトレード練習ができるので、デモトレードや少額のリアルトレードでトレード練習している方と比べると、短期間で圧倒的な練習量をこなせます。
さらに、より短期間的で利益を出すために、効率的なトレード練習のコツがあります。
- マスターしたいエントリーポイントのみを練習ソフトで1年分のトレード練習を行う
- トレードした1年間の勝率、総利益額、リスクリワードを記録するとともに、負けたトレードの理由を分析する
- 負けトレードの分析でわかった弱点を改善しながら、次の1年間分のトレード練習を行う
- これらを年間のトータル損益が+なるまで繰り返す
実際、私もこれらⅰ~ⅳを10年分以上繰り返しています。練習をすればするほど、自信につながり、ミスなくトレードできるようになっていきます。
FXに真剣に取り組もうとしている方は、ぜひ、「FXの練習ソフト」を使ってトレード練習してください。
私がおすすめする「FXの練習ソフト」は、Forex Tester (フォレックステスター)と練習君プレミアムです。
2~3万円程度の高額な商品ですが、FXで利益を出せるようになればすぐに回収できる金額です。
練習なんてしなくも稼げる天才的なトレーダーを除き、FXの勝ち組トレーダーは必ず使っていますので、FXで利益を出したいなら必須のアイテムです。
ちなみに、私が実際に使っている練習ソフトはForex Testerです。
数年前に私が購入した際、レートの巻き戻し機能が練習君プレミアムには無かったので、Forex Testerを購入しましたが、今では練習君プレミアムにも巻き戻し機能が実装されましたので、どちらを購入しても良いと思います。
ただし、値段だけを考えれば、キャンペーン時にはForex Testerの方が数千円安くなるので、どうしても練習君プレミアムが良いという方以外は、Forex Testerで良いと思います。
なお、Forex Testerであれば、「FT6+VIPデータ, 1か月配信」がおすすめです!
(スタンダードデータ、VIPデータの2種類ありますが、これらの違いはローソク足の精度です(スタンダードデータはあまり精密ではありません)。実際のローソク足の精度に近いのがVIPデータです。)
VIPデータを契約し続けると、一定期間ごとに更新された直近のデータを更新することができます。
私の場合、直近のデータは必要なく、過去の10数年分のデータさえあれば良かったので、「FT6+VIPデータ, 1か月配信」を購入し、最初にすべてのデータをダウンロードし、1か月以内に解約しました。
FXの練習ソフトで1年間トレードした結果、トータル利益が+になれば、リアルトレードに挑戦していきましょう!!
(FX初心者の方が最初にマスターすべき勝率の高いエントリーポイントはこちらをご覧ください)
(リアルトレード解説はこちらをご覧ください!)